白内障手術後なので、おとなしくしていました。 暇なので今回は時計の防水パッキンを交換してみました。 この時計のリューズ部分のパッキンがどこにあるのか分かりませんでしたが、やっと見つけました。巻き上げ棒を差し込むパイプの中にゴムパッキン・プラスティックパイプがありました。リューズをしめていくと圧がかかる仕組みのようです。(棒はつまようじ)変わった仕組みですね。 型番で部品は買えますが、何でも1,000円ほどします。高すぎる。(ヤフオク) クロノグラフのボタンスイッチは、Eリングを外さないとパッキン交換はできません。 ピンセットの2本の先端をEリングの足に当て押し込んで外しました。(簡単) はめ方は、you tube(Eリングの足にグリスを付けてピンセットで軸に張り付けたあと、ピンセットでつまんではめ込む。)を参考にして頑張りましたが、できませんでした。 Eリングを2つ無くしました。このEリングは内径0.6外径1.5mmほどしかありません。爪の間に入ったり、ピンセットの陰に隠れたり、跳んで行ったり・・・ この作業は、普通のピンセットでは無理と判断し、HCで、極細ラジオペンチを買ってきました。(小さいものがつかめる。強い力で押し込める。) 極細ラジオペンチでEリングをつかみボタンの軸にグイと押しこみ、いったん離して、Eリングとボタンの軸を挟んで締め込みました。あっけなく終わってしまいました。やっぱり時計修理も道具が大事という事が分かりました。 ダイバーズウオッチにクロノグラフのボタンを付けたら、水が入る危険が3倍増えますよね。 本物のダイバーズウオッチには、クロノグラフはつけんだろうと思うようになりました。これはただのデザインのような気がします。 前のめりでこんな作業をしていたら腰を痛めてしまいました。困った。自宅療養が続きそう。