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座卓の修理

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 座卓の天板に傷が目立ってきたので修理することにしました。 まず鉋の刃を磨いて、ざっくり鉋掛け、大工さんのように鉋屑がシャーと薄い紙のようには出てきません。刃も悪ければ、腕も悪いので。そこは力ずくで1枚皮をそぎ落としました。(これは大量の鉋屑を取った後です。)フウ― そしてポリシャー(サンドペーパー)を目をかえて3回かけました。まあこれぐらいで良しとしておきましょう。(体力が無いので妥協が必要) 塗装を元のウレタン塗装にするか、オイル塗装にするか。ウレタン塗装は丈夫だけれど細かい擦り傷が蓄積していった。補修が簡単にできなかった。今回はオイル塗装を試してみることにしました。 さてどんなオイルがいいのか?調べてみると、こんな表を見つけました。 乾性油(油絵具にも)とは 空気にふれると酸化されてかわき,固まる性質をもつ油だそうです。知らんかった。色のうすい亜麻仁油がいいか。台所にありました。 ということでこんな仕上がりになりました。 この座卓では、いろんな作業をしたなあ・・・セイルのミシンがけ、木工の作業台、疲れたらベッド・・・痛むわけだ。今度から荒仕事はやめておこう。 種類 ヨウ素価 天然オイル 乾性油 130 以上 亜麻仁油  クルミ油 桐油 えごま油 半乾性油 100 ~ 130 サラダ油 ゴマ油 コーン油 大豆油 不乾性油 100 以下 オリーブ油 ピーナツ油 椿油 菜種油

エンジンのメンテナンス その1

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 今年もエンジンメンテナイスの時期になりました。今日は冷却水、サーモ辺りだけです。 実は頼んだドレインパッキン(内径22mm その後24mmと判明)が届かないわけです。もう頼んで 7日経過しました。トヨタ純正とありましたが、C国から送られてくるのでしょうか?頼むところを間違えたかもしれません。 では整備開始~ 冷却水ポンプ インペラの取り付けは結構押し込むのが大変。作業がピストン(リング)の挿入に似ている。そこで紙とアルミテープでコーンを作り、その中にインペラをマイナスドライバーで回して押し込むことで羽を曲げています。そのままポンプへ押し込みます。 1GMのポンプの蓋はペラペラのパッキンで水を止めている。ゴムのOリングにしてほしかったなあ。ポンプが小さいから無理か?今回は0.5mm厚(前回1mm厚、締めると横に広がったので)の粘着ゴムシートをくりぬいてパッキンにしました。ここの温度が上がって溶けることはないでしょう。 ポンプの蓋のネジもはめにくいので、ローレットネジM4×8mmにしてみました。(物まねです。)ちょっと頭の径が小さいから力が入るかな・・・やはり手で締めただけでは水が滲んで出てきました。ペンチで締めると止まりました。 もしもの時は、5分もあればインペラ交換できそう。 元気があれば、何でもできる。(アントニオ猪木) 自己責任とれば、何でもできる。(ウルカGG)

キャビン上のロープ

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今日は、前々回のキャビン上(右舷側)のロープの固定を実行することにした。  固定方法 1中央側  フランスクリート テーパー部分でバングのロープをさっと押さえる。  2     カムクリート赤(ホルトノータスL海遊社)今回購入約 ¥4000  アウトホール用  3     カムクリート黒(ホルトノータスL)以前設置済 ジブファーラー用    4右舷側  船内に転がっていたクリート ほぼ上げっぱなしのジブハリヤードをとめる。 まずドリルで穴を4つ ガ―と開ける。 穴を開けると当然雨水が入ってくる。 2022年12月のトイレ工事のときのシーカーフレックス291をとっておいた。1.5年物です。出口とお尻をガムテープでふさいでいました。割りばしでほじくってみると内部は未だ硬化していなかった。ラッキー これの硬化の仕組みって何だったけ?HPで調べてみると湿気硬化、そして保存は25℃以下でとある。冷蔵庫は怒られるから、食器棚上あたりに隠しておくのがいいかもしれない。 今日の作業は、単純作業なのでスイスイと終わる・・・はずった。ところが邪魔なクラムクリートのナットが外れない。ワイヤーブラシと5-56をやってみたが効果なし。仕方がないのでボルトを鋸でカットした。このクラムクリートはいらないかな? これで猫の額サイズの場所に、コクピットに来る8本のロープが、全部納まってすっきりした。

アウトホールのやりかえ

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 Y26Cのブームの中のアウトホールのロープはどうなっているか? 迷探偵ウルカGGの推理によると、マスト側の引き出すロープの移動量は、クリュー側のロープの移動量の2倍になる。(力半分・移動量2倍 仕事の原理)よって動滑車は1つ。 さて作業開始 まずブームのエンドのリベットをドリルで飛ばす。 次にワイヤー(青)を引っ張って動滑車を引っ張り出す・・・ウウン❓出てこない。 随分考えたが、答えが出ない。こんなのあり得ない。 動滑車やロープが、ブームに打ち込まれたボルトに引っかかっているのか?(正解でした。) ブームを振り回しても、滑車は前にも後にも動かない。 腹が減ったので、 丸亀製麺 にうどんを食べに行く。 後半戦開始 動滑車がマスト側の長穴付近(幅1cm)にあった。動滑車の太いロープを細い赤いロープ(6mmの滑りのいいもの)に入れ替え、そのロープに細い棒(スタックパックのダンポール)をテープで止めてブームエンドの方に押し込んだ。 やっと動滑車が出てきた。何とかわいい滑車でしょう!! 怒る気がしない。 ブームの中でボルトにいじられないように、小 さな滑車を外に出してやりました。 船になるべく穴を開けたりしたくないので、 メインセイルフィーダー(幅を小さくして)を滑車の代わりに使うことにしました。 アウトホールは軽く引けるようになりました。 たったこれだけで本日終了です。

キャビンの上のロープたち

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ウルカ号のマスト付近には、アウトホールとバングのロープが来ているが、この船には働き者のマストマンがいない。そうなるとこのロープをキャビン上の右舷側に持ってくるしかない。しかし、ここは猫の額ほどの幅(約10cm)しかない。安いロープクラッチを探してみたところ、USACatalina directにダブル$115があった。送料等入れると¥20000ぐらいになりそう。カムクリートは結構幅を取る。 悩んだ挙句  ¥4000 コースにトライすることにした。 1中央側  ジブ(フランス)クリート テーパー部分でバングのロープをさっと押さえる。  2     カムクリート(ホルトノータスL海遊社)今回購入約 ¥4000  アウトホール用 目立つところに置かないと忘れて帰ちゃいます。セイルがのびのびになるかも。そして微風だったら緩めてみようと思うかも? 3     カムクリート(ホルトノータスL)以前設置済 ジブファーラー用    4右舷側  船内に転がっていたクリート ほぼ上げっぱなしのジブハリヤードを留める。 この状況、獲らぬ狸の皮算用です。狸が1匹・2匹逃げるかも❓ ブームの中のアウトホールの仕組みを想像 メインのクリューにつながるワイヤーを8cmほど引くと、マスト付近でブームから出ているロープが2倍の長さほど動く。という事は動滑車は1つかな?