投稿

11月, 2024の投稿を表示しています

上架整備終了

イメージ
 3日間の上架整備が終了した。やったことは、船底塗装とプロペラ交換、そしてハルを少し撫でただけ。1日の作業計画に何種類も盛り込むのは無理ですね。 プロペラを留めるナットを削って薄くして、割りピンを差し込む作業は上手くいった。(正確には調子に乗って少し多めに削ってしまった。) それより、考えられない失敗をしてしまった。ペラクリンのプライマーとフィニッシュを間違えて塗った。結果プライマーが行き場がなくなり残ってしまった。今まで何回やってきたんかねー 原因は、たっぷり入った大きな缶がフィニッシュと思い込んでいた。小さな文字を確認しなかったあたりだろうか。(認知症の疑いを必死になって打ち消そうとするウルカGG) 一瞬やり直そうかと思ったが、プロペラの適合性が分からいので、今回はこれであきらめることにした。冬場は、フジツボたちもおとなしくしているでしょう。 下架後、EGをかけようとしたがすぐにダウンした。これを3回ほど。スロットルレバーを上げても回転が上がらずダウン。5回ぐらいでやっと正常になった。いつもスロットルは上げずにすぐかかるのになぜだろう?(今度調べてみよう。) 船の走りは、かなり速くなった。吐き出される水流の勢いがいい。スマホをいじっていたら桟橋にぶつかりそうになった。 この船、ティラーから手を離すとワンコのように勝手に進路を変える。DIYティラークラッチのロープにロックしない程度に摩擦をかけておこう。 交換前は2500rpmで4.1knot、交換後は同じ2500rpmで5.1knot、2800rpmで5.5knotになっていた。黒煙は出なかった。福山金属のおやじさんの計算は正しかったようだ。 このsail free gps というソフトは、スマホで手軽に使えていいけれど、毎回exitしないと電池の消耗が激しいようだ。 3000rpmを超えたあたりで6knot出そうだ。調子に乗って回していたら、失敗作のペラクリンがちぎれるかもしてない。もう少し寝かせておこう。(もう無いかも?)少し先で、EGがどこまで回るかやってみよう。 EG 1GM 減速比2.62 旧 2翼D355 P203 → 新 3翼D340 P240

1年半ぶりの上架整備(船底塗装+プロペラ交換)

イメージ
 マリーナに3日間の予約をとった。今回は天気に恵まれそうだ。 船底の汚れ具合は、思ったより軽かった。 今回は、妻にフジツボ落としと船底塗装を手伝ってもらった。(また家事を頑張らないといけないなー) 機走速度アップのために、プロペラのピッチを上げて3翼を選択した。 プロペラのナットをパイプレンチとスパナ+ステンレスパイプ(やとい)で外した。 プロペラは、こんな感じ(パイプレンチ・プーラー・スパナ+ステンレスパイプ)で外した。(昔は、ナットを付けずに外して、プロペラを落としたことがある。) しかし、ヨット整備がすんなり上手くいったことなんかなかった。 2つ目のナットを締めて割りピンを入れようとすると、ナットの切り欠き部分にシャフトを貫く穴が見えない。 最寄りの切り欠き部分と穴のずれは、約30度ある。 さてどうするか。 1シャフトに新しく穴をあける。 2ナットをもっと締め上げる。 3お祈りしながら、ナットを新しいものに交換してみる。 4最後のナットの厚みを減らす。 まあ、やっぱり4番になりますよね。 ではどれくらい削ればいいか?写真を撮ってみました。 そして、ネジを1回転回すとどれだけ進むか調べてみると、約2.5mmだった。 2.5/360×30=0.2mmほど、そろりそろりと削ってみましょうか? めんどくさいなー でも真鍮でよかった。

プロペラ届く

イメージ
お隣のキャナル25(2GM)に乗せてもらいました。 オーナーお気に入りのポイント ハルが厚いため、どっしりしていて安心。夜間キャビンで寝ていて波の音があまり気にならない。 キャビンも幅広く(サイドデッキは狭い)落ち着いた雰囲気 オーナーは探しまくって手に入れ、大変気に入っておられます。 2300rpmで5knt越えます。 この小さめのジブセイルは、大きな別のセイルよりよく走るそうです。セイルは、形が大事という事ですかね。 この日は風向がよく変わり、シングルハンド・スピンの技は見られませんでした。 注文していたプロペラが届きました。3翼(D340・P240)約37000円(ミツヤマ)です。他社の定価は9万円でした。感謝感謝!! 船台があいてないので、上架整備は来週になります。さてどんな喜劇・悲劇が待っているでしょう? 福山金属さんに黒煙を出したら、D・Pどちらを落とすのか尋ねるとPだそうです。 やっぱりヨットは重くてたくさん水を後に飛ばさないと進まないということでしょうか。 お笑いとかけて、 ヨットのプロペラととく、 その心は、どちらも滑っては不都合な後悔(航海)になります。  チャンチャン

ミシン(HZL7800)いじり

イメージ
 テーブルの塗装後、テーブルクロスや座布団(ヨット用)を作った。出来はさておき、これらは簡単にできた。 しかし、以前からセイルやセイルカバーを縫うとき、使っているミシンの2つの機能が気になっていた。 1つ目は、糸調子で厚い生地・太い糸の場合、下糸が上がってこない。(テーブルクロス等では問題なし) 2つ目は、自動糸切が切れない時がある。 1つ目の問題を探るために、自動糸調子部分を観察してみた。このミシンの場合、ソレノイドコイルを使って糸を2枚の鉄板で挟み込んで摩擦力を変えている。コイルはちゃんとリズムよく動いていた。(職業用のダイヤルネジの方が良かった。)糸調子の調節ボタンを最高にしたり、ボビンケースの押さえを緩めたり、針を太くしたりしたが、効果が見られなかった。ヨット物はシリコンスプレーを吹きながら縫うかー 2つ目の問題は、上側の鎌のような動メス(たぶん引っ掛けて引っ張る役?)ではなく、下側の固定メス(幅3mm)と呼ばれる部分の刃が鈍っているのだと思う。ツボサンというメーカーの幅2.8mmのヤスリを買って研いだ。いい感じになった。(後からミシンの取説を読むと30番より太い糸は、自動糸切を使わないようにと書いてあった。ヨットで使っているSSSボンド糸は20番、ガンガン切っていました。この機種より新しいものは、カッターの刃を替え刃に使うようになっていた。手軽でいいな。) 100wの強めのモーターが付いているが、やはり家庭用ミシンなので、付属部品の設定が弱いようだ。 GMエンジンのようなアナログ機械は、時代を超えて働き続けてくれる。ミシンもそんな単純で頑丈なものがいいと思う。