ミシン(HZL7800)いじり
テーブルの塗装後、テーブルクロスや座布団(ヨット用)を作った。出来はさておき、これらは簡単にできた。
しかし、以前からセイルやセイルカバーを縫うとき、使っているミシンの2つの機能が気になっていた。
1つ目は、糸調子で厚い生地・太い糸の場合、下糸が上がってこない。(テーブルクロス等では問題なし)
2つ目は、自動糸切が切れない時がある。
1つ目の問題を探るために、自動糸調子部分を観察してみた。このミシンの場合、ソレノイドコイルを使って糸を2枚の鉄板で挟み込んで摩擦力を変えている。コイルはちゃんとリズムよく動いていた。(職業用のダイヤルネジの方が良かった。)糸調子の調節ボタンを最高にしたり、ボビンケースの押さえを緩めたり、針を太くしたりしたが、効果が見られなかった。ヨット物はシリコンスプレーを吹きながら縫うかー2つ目の問題は、上側の鎌のような動メス(たぶん引っ掛けて引っ張る役?)ではなく、下側の固定メス(幅3mm)と呼ばれる部分の刃が鈍っているのだと思う。ツボサンというメーカーの幅2.8mmのヤスリを買って研いだ。いい感じになった。(後からミシンの取説を読むと30番より太い糸は、自動糸切を使わないようにと書いてあった。ヨットで使っているSSSボンド糸は20番、ガンガン切っていました。この機種より新しいものは、カッターの刃を替え刃に使うようになっていた。手軽でいいな。)
100wの強めのモーターが付いているが、やはり家庭用ミシンなので、付属部品の設定が弱いようだ。
GMエンジンのようなアナログ機械は、時代を超えて働き続けてくれる。ミシンもそんな単純で頑丈なものがいいと思う。
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