1GMエンジンの冷却水路点検 液体ガスケットは使えるか?

 前回はオイル交換だけで終わっていました。今回は冷却水路の点検です。

冷却水ポンプ~白い結晶なし、ヤマハ耐水グリス塗布で終了

よく詰まるパイプ~白い結晶なし、BBQ串を挿してみる スカスカ BBQ串は、もういらないかも。
サーモスタット~わずかに白い結晶あり、爪で削って終了




前回、エンジンの防蝕亜鉛を取り付けたものの、やはりこの部分の白い結晶が気になります。これをを見るとテンションが下がります。

今まで何回も蓋の取付面をサンドペーパーで整えてきましたがダメでした。長年の腐食で平面ではなくなっているのでしょう。取付ボルトも結構錆びています。ボルトなら交換すればいいだけですが、ユーチューバーの中には、ボルト穴をダメにしてタッピングしている人もいました。


このような場合、ダイヤモンド砥石が良いと教えていただき、磨きました。

さらに紙パッキンに液体ガスケットをつけることにしました。

選んだのは、Permatex PTX85420(耐油・低温低圧)です。硬化しないので紙パッキンと一緒にペロンと取れるそうです。
ユーザーの中には、紙パッキンを使いまわししている人もいるようです。(硬化しないので流される場所はダメですね。紙パッキンと併用して挟み込む。そんな場所に向いているようです。)

海外のユーチューバーがシリンダーヘッドのガスケット部分にこれを使っていました。ガスケットを簡単に外すためだそうです。高温用ではないようですが、経験的に利用できると判断しているのでしょうか?

実はこのEG、シリンダーヘッドのガスケット部分にも白い結晶が析出しているので、そこの水路孔付近にも使ってみたいような・・・怖いような・・・

シリンダー内の爆発による圧力は、シリンダー周辺のリング状ガスケットが止めてくれるのではないか?(止めてくれないと圧力不足でエンジンかからないだろうな。)
温度は冷却水が流れている限り、水路付近は100℃にも達しないのではないか?
メーカーの回答は、使ってはいけないという内容ではなかった。これはちょっと意外だった。低温用といっても260℃に耐えるからだろう。

あまりヘッドを開けたくないのでその機会があるかどうか分からないけれど、ファーストペンギン、いやもうUSAのyou tuber がやっているので、セカンドペンギンになるか。
シャチがニコニコしながら待っていたらどうしよう!

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