投稿

メインセイルと格闘

イメージ
 どうやったらメインセイルの上げ下げが簡単になるのか。今日は桟橋で斜め前方からの弱い風を受けながら作業をしました。 やったこと 1 シリコンを大量に吹きかけるベトベト作戦 2 グルーブにもシリコンが行渡るように5回ほど上げ下げを繰り返す。(ふー大変です。) 3 動きにくい原因を探るため、引っ掛かっている部分の写真をとる。 分かったこと 1 シリコンの効果は大きいですね。下側2本のバテンがきれいに落ちました。第2バテンが横風とレイジ―ジャックによってに曲げられて、スライダーとレイジ―ジャック部分の摩擦で止まっているようです。風に立てていたら、全部落ちただろうか? 2 バテン部分のスライダーに、スラッグスライダー( 長い 弾丸のような形)と言うのが使われています。マストの表面を押す部分が無いので、セイルを繋ぐテープが当たっているのかと思いましたが干渉していませんでした。ローラーがマストの表面を押すスライダーが一番いいと思いますが、最近は販売されていない?ようです。 3 ピークボードに、セイルを引き下ろすロープをつけていましたが、これでは役に立たないので、取り外しました。 風に立ててもフルバテンなので、バテンとセイルの重みがかかって、 てこ の状態になり、摩擦が起きると思われます。 アウトホールをしっかり後ろに引いていたら、ドサッと自由落下してくれるかしら? コックピットから出ずに、メインを上げ下げするのは、難しいですね。

メインシートブロックの不具合

イメージ
 今まで、メインシートブロックのカムクリートにロープが入りにくい状態になっていました。 Y26Cのメインシートは本来10mmを使うようになっていますが、前オーナーが12mmにしているせいかと思っていましたが、今回10mmロープでやっても入りにくかったです。 そこで、分解してみました。 カムの抜け止め部分のプラスチックが一部破損していました。しかし、問題はこの部分ではないと思っています。ロープを入れようとすると、カムの後側(出口)に当たってしまいます。これは、ロープとカムの角度が良くないのだろうと思います。 そこで、ロープがカムの前側(入口)に当たるように、硬いゴム板のスペーサーを入れて、カム全体を10mm下げてみました。入りやすくなったように思います。(リリースする時の空間が減りましたがたぶん大丈夫?) このブロックなぜ、おにぎり型なんだろう?もう少し縦長にすればいいのに。製造メーカーの刻印の無い無印品です。 これで問題が発生したら、どれと置き換えるべきか調べてみました。アマゾンでハーケンのブロック(ロープ最大10mm)が出ていました。約25000円ですが、現在在庫切れです。細長くなっていて空間に余裕がありそうです。カムの角度も変更できそう。

ルノー・オーナーになる

イメージ
 ルノーのオーナーになりました。ついにドアミラーを修理した自動車が壊れたかですって?(車は日本車で十分です。いやそれでも安全装置が付いて高価になりました。スーパーに行ってと言ったら、連れて行ってくれる車になったら買うかも?) いえいえ、ズームアウトすると、こうなります。 足腰のトレーニングのために、アマゾンでポチった折りたたみ自転車です。 ホームセンターで販売されている物より、造りは良さそうです。(made in Cですが,ルノー製だから大丈夫かな?) 選定条件 1 自動車に簡単に積み下ろしできること。(アルミフレームで重さ10.2kg ママチャリ20kgの半分です。持ち歩くには10kgの壁と言うのがあると言う人もいます。) 2 安定性が良いこと。(20インチ 評判) 3 1.2の条件を満たし、その中で安価であること。 乗ってみると、こぎ出しは不安定ですが、スピードがつくと気にならなくなります。ギアの選択によっては、結構太ももに効きます。短時間で適度な運動量がありそう。走るのとは違って、膝への衝撃もなくいいのでは?(高齢者と言えば、朝の散歩と言う常識の打破) いつもは、家の周りを走っています。少しの傾斜の坂道でも結構太ももに負荷がかかります。きれいな景色の中を、風を切って走ると気持ちがよさそうです。この辺りセイリングに似ているような気がします。 吉田 類さんの山登り(山と居酒屋を楽しんでおられるNHKの番組)のように、素敵なサイクリングコースを探して、楽しみながら体を鍛えようと思います。たぶん・・・投資した分取り戻さなければ・・・ 一応、防犯登録(ホームセンター)と自転車保険(ネット: サイクル安心保険2000円程度/1年 賠償責任3億円 こちらの保証ははぼ無しのコース、運転者家族全員 年齢制限なし )に入っておきました。

自動車のミラーが、アー⤵

イメージ
 1週間前に車検(3軒隣の整備工場)から帰ってきた車の助手席側から、妙な回転音が聞こえ始めた。はじめはエンジン音かと思っていましたが、アクセルを踏んでも同じ音程だった。??? 3日ほど経って、左ミラーから出ていることが分かりました。 調べてみると、格納モーターの歯車が割れると、延々となり続けるようです。 今回ミラーのウインカーランプの交換をしてもらっているから、クレームのように聞こえると嫌なので自分で修理することにしました。(1月にはブリも頂いたし) 修理方法は4つ 1 ごっそり入れ替える。(部品代 新品3万円以上、中古1万円) 2 格納モーターを交換する。(適合の確認と配線の入れ直しが大変そう。) 3 モーターの中のギアを交換する。(しかし、いくら探してもトヨタのギアは見つからない。直径21mm 50歯 スズキ・ホンダの出品は多い なぜ?) 4 モーターの中の割れたギアを修理する。 昭和生まれのウルカGGとしては、節約+もったいない精神で、3番が無くなったら4番になります。 作業開始 1 ミラーを外すために、ドアの内張をはがす。(調べると開閉レバーのところに隠しネジがあった。よく考えると力が働く場所だから当然ですね。) 2 ミラーの分解は、youtubeを参考にしながら・・・便利になったもんです。 3 問題のモーター(正確にはモーターの入ったギアボックス)を分解する。 4 はは、しっかり割れています。 5 普通にやると、接着面積が小さすぎてすぐに割れる可能性が高い。 6 ギヤ軸受けと外周部分の間にへこみがあるのを確認、ここにプラスチックで(例のドジャーの窓の残りね。)2枚ワッシャを作り、軸受けを左右からカシメて、さらにコテコテにエポキシ樹脂で固める。 7 組み立てていくと、ギアボックスの蓋が閉まらない。実はワッシャ部分がギアよりわずかに厚く(0.2mmレベル)蓋にある軸抑えと干渉しているようです。 8 ギアにサンドペーパーをかけてくみ上げました。 9 はじめはちゃんと動きませんでしたが、3回格納スイッチを押すと、ギアがかみ合って直りました。ヤッター 修理費0円です。家内に却下されていた折りたたみ自転車について聞くと、OKが出ました。膝の痛みの改善につながることを願って、家内の気が変わらないうちにポチることにします。 禍を転じて福と為す。気分はルンルン⤴

海水フィルターのDIY

イメージ
こんな海水フィルターを使っていました。 ウオーターポンプの吸引によって、大きな負圧が発生すると気密が破られている気がしていました。(内部の水位が下がる。)それで力づくで締めていたら蓋が壊れてしまった。はじめから大丈夫かなーと思っていましたが、短命に終わりました。 そこで頑丈なものを作ることにしました。コーナンの水道コーナーをウロウロして材料集め、意外と簡単に集まりました。 材料は塩ビパイプの部品、ホースニップルとナット、茶こし網です。(総額1500円程度)見かけは不細工ですが、質実剛健と言う感じになりました。この海水フィルターの蓋が壊れる前に、私の手の皮がむけると思います。(ホルダー部分は、一回り大きい継ぎ手を切って加熱加工しました。) 今日は、海水フィルターとホース(取り換え)の取付作業をしました。簡単に終わるだろうと思っていましたが、またまた色々不都合なことが発生し、12:00まで作業をしていました。汗をかいて体重が減ったかもしれません。 暑さでボーとしたのか、海水フィルターにパイプをつながずに、取水口のバルブを開いてしまいました。 勢いよくホースから海水が出てくるではないですか。 ハハハ 浸水するとこんなことになるんだ。貴重な体験をすることができました。数年ぶりにビルジポンプを動かしました。壊れてなくて良かった。こんな日に掃除まですることになるとは・・・トホホ エンジンをかけて様子をみていました。漏水箇所なし。海水フィルターの気密も問題ありませんでした。 最後に、貯水タンクに水を入れたのですが、ホース(15m)から温水が結構長い時間出るではないですか。シャワーヘッドを持ってこようかなー

帆走はいいなー

イメージ
最近膝が少し痛いので整体に通ったのですが直りません。筋力低下&ストレッチ不足のせいだと思います。一人では、ポチャンとなっては、船を止められないので、お隣のMさんに助っ人をお願いしました。 これで安心して、ジブ・メインを上げることができました。お客様にティラーを持っていただき、私は、セイルアップ・ダウンとデッキを走り回りました。やはりセイリングは力仕事(腕・体幹・脚)ですね。現在、持続可能な筋力トレーニングを真面目に考えています。折りたたみ自転車を買ってきて、きれいな景色の場所を走ろうかしら? 今日は、桟橋に居るときはたまらなく暑かったですが、10時出航、出ると風を受けて涼しく家より快適でした。早速ティラークラッチのショックコードverを試してみましたが、風に負けてダメでした。使うときはロープにします。 はじめは艇速3ノット、しかし12時近くになると風速が上がり、アビームで6ノットをこえました。替えたメインセイルが良い仕事をしてくれています。大変満足です。この時、ヒール角は20度になりました。するとすぐに、GPS魚探が船内に動いてしまいました。GPS魚探のディスプレーアームのねじの増し締めや位置固定の紐がいりそうです。キャビン外に出したのは見やすくて正解でした。 前回の「機走時の高音はナーニ?」について 今日出航前に、もしかしたらと思い、ボルボシールを握って変形させてエアー抜きをしてみました。何とシューッと空気が出て、その後水が出るではないですか。アチャー今度から出るときは、エアー抜きをしようと思います。ボルボシールとスターンチューブの間にシーカーフレックスをうつ必要があるかもしれません。 以下は公開前の下書きです。 ****************************************************************** 状況証拠を集めて犯人を追い詰めています。 状況証拠1 シャフトを回すと音が出る。 状況証拠2 エンジン2000RPM付近で振動が大きい。 状況証拠3 ボルボシールの断面写真を見つけた。リップ部分に含まれる水(潤滑剤)の量はかなり少ないようだ。(下架したときは、ボルボシールを握って変形させてげっぷをさせて、空気を抜き出し、この部分に水を入れる必要がある。) 状況証拠4 前回の機走後に、ここを見ると、ボルボシールとスターンチュ...

ティラークラッチ・ショックコードver

イメージ
あまりに暑いので 家でウダウダしています。ほどほどの天気にならないかなー 船を購入後、早々に取り外していたティラータマーをボーとみていました。 これ、ネジをグルグル回してロックするのがめんどくさい。(回す回数、どこまで回したらロックされるか分かりにくい。) ロックしてもロープを使っていると、ちょいと風に吹かれるとバウがもっていかれてまたネジを止め直すことになる。 世の中には、ティラークラッチとかいうものがあるそうだけれど、これ16,000円ほどで売られている。でもコストパフォーマンスが悪いなー。5,000円位なら購入するかも。9mmのショックコードは通るんだろうか? ロープを太めのショックコードにすれば、風に流されたらちょっとティラーを引っ張ればいいんじゃない❓タックするときも、ちょっと引っ張って、手を離すと直進に変わるのでは? 名付けて「ティラークラッチ・ショックコードver」 エ? そんなもん針路キープできないですって? まあダメだったらロープにしましょう。→テスト結果 ロープにします。 材料集め開始  土台は、この前取り外したクラムクリート、ロッカーに転がっていたショックコード、カムレバーは上手に作る自信が無いので、アマゾン探検に出かけて、自転車のシートクランプ(700円)を手に入れました。(しかしカムの変化量が2mm程度で使えませんでした)結局カムレバーはチークの端材になりました。廃材ばっかりです。 作業開始 1 クラムクリートはそのままでは使えないので、ハマグリの中身を鋸と彫刻刀で雑にかき出しました。 2 ショックコードを通す穴をあけました。 3 カムレバーがショックコードを抑え込む位置を確認して、カムレバーを取り付けました。 後から書くとすごくシンプルですが、この境地にたどり着くのに、聞くも涙の試行錯誤がありました。ちょとだけね。 さっそく船に取り付けに行きました。この日の船内温度39℃、無料サウナですよ。(目の前には海が、飛び込めば気持ちがいいだろうな。いやいや色が汚い。我慢できなくなったら桟橋シャワーですよ。今度は着替えを持っていこう。) 近々、 朝方をねらって性能チェックしてみようと思います。 しかし、その前に、壊れた海水フィルターをどうにかしないといけない。(3年ほど使っけど、C製はもたないねー)これもDIYで、塩ビ管を使って作るか?ボケる暇がな...