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ソフトシャックル三部作

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 毎回ジブセイルを取り付けることになったので、手間を省くためにソフトシャックルを作ってみました。 材料は、ジブハリの余りオリオン500(10mm)です。 (you tuberの海と船さんが、アマゾンのダイニーマ?で作っておられましたが、編み目が荒そうなので、やめておきました。) 1作目 写真の一番下 芯(白)だけで作りました。ちょっと編み目が荒いので、すっぽ抜けが心配です。 2作目 写真の真ん中 芯(白)と外皮(紺)で作りました。編み目の詰まった外皮が、芯のかたくずれを止めてくれるかと思いましたが、外皮の締め付けで、アイの大きさを調節するのが難しいです。 3作目 写真の一番上 外皮(紺)だけで作りました。アイの大きさを調節するのが簡単です。強度を心配しましたが、結構強い感じ。これがちぎれる前にセイルが破けるのではと私は思います。   保証はしませんよ~

レイジー・セイリング

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 ジブが勝手にセルフタッキングしてくれると助かるなーなどと、どこまでもやる気のないことを考えています。 お高いレールなんてつける気はありません。 皆さんよくやっておられるのは、ジブセイルのクリューに滑車をつけて、ジブシートの上を走らせるやつですね。(ジブシートの片方は固定して、もう片方をコックピットに引き込み、ファーラーに出し入れする。) 今回、2本のジブシートは普通にクリューに結び、それぞれウインチの手前でブロックに入れて、コックピット中央で本結びしてみました。 重くなってセルフタッキングしませんかね。外側のサイドステイにパイプを付けようかな? 少し手を出して、手伝ってもいいか。 そこへお隣のMさんが登場、セルフタッキングは、セイルがパワー不足になって面白くないよと一言。 そういう気持ちになったら(のらりくらりのセイリングに飽きたら)本結びのここ(赤)を持ってビシーッと引っ張って直線にして、反対のシート(青)を引っこ抜きます。そして、真面目にシートの送り出し・引き込みをしようと思います。 何でもやってみなくちゃー分からない。殆ど失敗ですけど。

ラチェット付ブロック、君の仕事は何?

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 以前から船内に転がっていたこのラチェット付ブロックの使い道が分からなかった。 アンカーの引き上げに使えないか?測ってみたら8mmのロープぐらいしか入らない。これじゃーアンカーには使えない。 今回、ジブファーラーをいじっていて、取説を読んでいたら、ラチェット付ブロックについての記述があった。 これは、ファーリングラインの最後のブロックとして使うものらしい。 ジブが風をはらんで急に展開すると、ドラムの中でラインがもつれるのを防ぐために、摩擦力をかけるものだそうだ。知らなかった。 ラインは90°以上曲げるとか。最後のブロックだったら、手の位置で微調整ができるだろうな。 でもウルカ号では、この後オーガナイザーを通ってカムクリートに入っている。なのでやや重い。普段はラチェットなし状態にして使う方がいいように思う。

ジブハリヤード交換

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 アイ加工が終わったので、ジブハリヤードの交換に行きました。 初めてのお使いの気分です。昔、師匠がやっていたのを思い出しながらの作業です。 糸で縫い、最後にテープで巻きました。 しかし、ありゃマストに入らない。ここで短気を起こすとえらいことになる。 フーム なぜだ・・・ テープは重ならないように巻いたので、ふとさはあまり太くなっていないと思う。 ロープはUターンしなければならない。固くなって、曲がりにくかったのかな? 次は接合部だけテープを巻きました。少し抵抗がありましたが、スコッとマストの穴を抜けました。ホッ ジブハリヤードは、少し長めにしてウインチでUターンさせて、ファーラーまで持ってきました。これで簡単に一人で上げられます。 ジブハリヤードにアイ加工をしたので、フォイルが回りやすくなったようです。(マストとフォイルの三角形の頂点付近で、ハリヤードをぎりぎりまで引いています。) 続いて、ジブの形状・性能チェックに行きました。 どこでも風速計 で測ると5m/sぐらいでした。(これでも目安になります。方位はでたらめです。) ジブだけで、3ノット出ました。これくらい役に立てばOKです。(むしろゆっくりがいい。速いとすぐに筏が迫っているのでボーとしていられない。) フットをドラムより少し上げているので、フットがフォイルから少し離れて、フット付近に横皺が入っています。今度はここに、メインのクリュータイを巻き付けようと思います。 ジブ中間の右側の小さな雲は、彩雲だったのですが、色合いが分かりませんね。(iPhoneのカメラでは、スイベル付近のアイ加工の形も分からない。一眼レフを持ってきていたのにSDカードを忘れていた。アー) どこへ行く訳でもないのでメイン無しで、アマゾンミュージックを聴きながらマッタリ散歩しました。

アイ スプライスに挑戦

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「世の中には、アイ スプライスという技があるそうな」という事は知ってはいましたが、面倒そうなので避けてきました。 しかし、ジブを滑らかに巻き取るためには取り入れたい。 スプライスフィッドなんて道具は、ありません。しかし、あえて買うほどの道具ではなさそう。 いつものように材料箱をゴソゴソ探ると、つっかえ棒(直径8.5mm)がありました。今回アイ スプライスを付けたいハリヤードの直径は10mm(ジブシート用に買ってあったもの、古いロープは繊維がほつれてアイ スプライスできないのでは?)なのでちょうどいい感じです。カットして、繊維に引っかからないようにサンドペーパーで磨きました。 使った道具 千枚通し・・・芯を、ほじくり出す スプライスフィッド とテープ・・・外皮を芯に通す 硬めの針金・・・芯を外皮に通す  you tubeを見て簡単にできるかと思いました。 なんとスナップシャックルを入れずに作ろうとしているウルカGGがいるではないですか。 俺・・・ぼちぼちヤバいかも? 第一作は、えらくアイがでかい。なぜだろう? 微調整しながら小さくしていく。 最後に芯が引き込めない。 こんな調子で、組んだり解いたりしてやっと完成しました。正確な寸法が欲しかった。 指が痛くなりました。この作業も力業ですね。

ジブファーラの連れまわし対策

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ラフの短いジブセイルを付けたため、ハリヤードがファーラーのフォイルに巻き付きか気になります。 通常どうりハリヤードをスイベル上につないだ場合 ハリヤードを手で引くだけであれば、ジブを巻き取ることができます。しかしハリヤードは180°回転して前方を向いて止まります。(ウインチで強い力で引き上げると、巻取りできなくなります。) ハリヤードスイベル部分の摩擦によって、巻き上げが止められてしまうようです。 ①ハリヤードスイベルの上部に金属板を入れて、ロープをねじれさせないようにするという意見もありますが・・・ ②ハーケンによると セイルとハリヤードスイベルの間にペンダント(プラスティックコーティングされたワイヤー)を入れること。 ハリヤードスイベルがホイル最上部まで上がっていれば、ハリヤードリードアングルは許容される。 私は、ロープで代用しました。ウルカ号は大丈夫かな? こちらの方が断然スマートですね。フォイルとハリヤードの角度も②の方がわずかに大きくなるでしょう。 ハリヤードをマストぎりぎりに引き込んだ場合、もやい結びだと結び目がフォイルに当たって、滑らかに回りません。カックンカックンと言う感じ。 ハリヤードは アイ・スプライス した方が良さそうです。 ハーケンは、ハリヤードを非常に強く引かないこと、巻き付く場合は、フォイルとハリヤードに角度を付ける滑車をマストにつけるように書いてあります。 わたしゃーおだてられてものぼれません。(昔40Fのマストに、のぼるではなく、吊り上げられたことがありますが、マストがでかい分安心感がありました。ウルカ号は不安です。) スイベルにシリコンスプレーを吹いたり、ハリヤードをウインチを使わずに手で引くだけにしようと思います。 調子に乗って、タックにも15cmのペンダントを付けました。これでタックの高さは、ライフライン付近になりました。 ハーケンは、ドラムの上にもペンダントを付けてもいいけど、ドラムのとこで十分視認性があるし、上げるとヒーリングモーメントが上がるよと言っていますが、セイルが小さいから大丈夫でしょう。 ラフテープを縫い直したジブは少しはマシになったでしょうか?これが私の限界ですね。随分小さくて軽いです。小脇に抱えて持ち運べます。 見た感じワーキンジブぽくなった? ところでワーキンジブのworkingて何のこと?自分で働いてセルフ...

訳ありジブ(ハンクス→ラフテープ)の横皺対策

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訳ありジブで再度帆走させると、リーチに向かって大きな斜め横の皺を発見することになりました。 ジブハリをがっちり引っ張ったり、ジブカーを動かしたりして横皺が消えるかやってみました。 はは・・・残りますね。ボルトロープの縮みによる皺を含んだ状態でラフテープを縫い付けたようです。(ボルトロープの留め糸を抜き、引っ張りながら縫ったんですけどね。) ラフテープの縫い糸を抜いて取り外し、 ボルトロープを抜き取って 、セイルをジブハリで上げてテンションをかけて数時間引き伸ばしました。縫い直しです。トホホ(ボルトロープは留め糸だけでなく、ハンクス締め付け部分でも固着を起こして引っかかっていました。) 厳しい戦いの戦利品(ボルトロープ ハンクスの足掛かりでしょうからいらない?)です。 ラフテープを2列のジグザグ縫いで留めました。布が厚くなっているクリュー辺りは、ちょっとスピードを上げて一気に縫っていくと全てミシンで縫えました。(スローでは止まります。) はずみ車(手回し部分)に鉛の円盤を張り付けたら、もっといけるかも?家庭用ミシンの針の上限を使いましたが、針が曲がってしまいました。工業用の針をやすりで削れないものか? でも手縫い地獄に入らなくて良かった。 次はラフが短くなったので、ファーラーのハリヤードの連れまわり対策ですね。