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7月, 2024の投稿を表示しています

プロペラについての考察

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 今日は8:30から仕事開始。船内は30℃ある。でもこれくらいならまだ涼しく感じる。ちょっと感覚がおかしくなってきているのだろうか。 最初に、前回放置して帰った水位センサーの取り付けをしました。テスターで調べていくと、失敗の原因は、電源の+-を逆にしていたことでした。暑い中で作業をしているとあり得ないことをしてしまう。 配線は通していたので、あまり時間はかかりませんでした。次に何をするか。天井のパネルがまだ残っているが・・・気温はどんどん上がって35℃になってしまった。やってられない。 簡単タープ(20秒でセットこれは使いやすい)を付けて屋形船にして出航! 今日の本題は、1GMエンジンとプロペラの適合性のチェックです。たぶんあっていないと思います。 Y26C(ウルカ号) 1GM6.5馬力 減速比2.63   プロペラ(D355 P206)                                14”  8”                                Y26Ⅱ (約10年後) 1GM10  9馬力 減速比?      プロペラ(D340 P220)                          Dを減らして Pを上げている                                海外の方(日本のデーターが見つからない) ?27F      1GM10  9馬力 減速比2.21   プロペラ(D330 P228)                                13”  9” sadler26F    1GM10  9馬力 減速比2.5   プロペラ(D355 P279)                                14”  10”       sadler25F    1GM10  9馬力 減速比2.21   プロペラ(D305  P228)                                12”  9” Mike Lucasさんの意見 lucasyachting.co.uk プロペラのピッチは、不足より少し大きい方がいい。理由は、クルージングではピーク回転数ではなく、快適な回転数を使うため。 逆に不足してい...

水タンクの水位計

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 以前から水タンクに水位計があったらいいなと思っていました。そして今回、エンジン洗浄にここから水を供給することになったので、水が無かったら大変です。 調べてみると、水位計には色々なタイプがあるようです。 1 水圧で測るタイプ(値段が高いので却下) 2 外のパイプに水を導くタイプ(パイプに藻がわくかも・パイプの置き場に困る。そして蹴とばして壊して漏水するかも。) 3 水面の変化を抵抗値に変えて、メーターで読むタイプ   A ウキと竿を使って可変抵抗を動かすタイプ(燃料計だったら錆びないだろうけれど、水タンクでは錆びるだろうな。)   B 磁石付きドーナツ形のウキをパイプに通して、パイプの中に磁気スイッチと抵抗を入れて抵抗値を変えるタイプで、メーターは電流計もどきのようだ。(一番ポン付けに近い。) ということで、3Bに決定! お値段3,000円ほどでした。安いけど大丈夫かな?仕組みが単純そう。なので、めげても直せるのでは・・・ 諸物価高騰のおり、電線もばかになりません。材料箱(家内視線ではゴミ箱)をゴソゴソ探しました。不要になったLANケーブルがありました。8本内蔵されているので、2組(コネクターで交差させない)に分けて並列つなぎです。抵抗値は4mの往復で0.6Ωでした。センサーの抵抗値は0~190Ωなのでほぼ影響なさそうです。 座頭市は仕込み杖。 ウルカGGは仕込み蓋です。 蓋の裏にセンサーの棒を固定しました。その理由は 1 水タンクに大穴を開けたくない。 2 水タンク上部の蓋から、水を入れたい。簡単だし、内部のチェックができる。以前藻が生えていた。 3 蓋の表面がでこぼこで、外側からセンサーが取り付けにくい。センサーの棒(215mm)が、やや短め。水は重くなるのでタンク(深さ270mm)の半分でいい。しかも長いものは高価 燃料計ではないので、正確でなくてもいい。 水タンクに入れるセンサーの上部は、水が入りそうなのでシリコンで固めておきました。 最後のナットはEG水路をふさぐと困るのでナイロン付きにしました。 これでセンサーが壊れたら、蓋の上を平らに加工して、275mmのものを取り付けますかね。海外のセンサーは0~190Ωのものが一般的らしく、色々出ています。 メーターを入れる箱を探しにセリアへ・・・ コンテナ風の箱を発見! 遊び心あるなー  ヨットも遊びだし...

船内掃除

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 暫く掃除をさぼっていると、船内が随分汚れてきた。さすがに見て見ぬ振りができなくなったので、暑い中掃除を決行することにしました。 まずは、バウのトイレのバルブ付近から、ここは高圧洗浄機でないとダメかと思っていましたが、厚手のアルコールウエットティッシュで拭くと案外きれいになりました。続いて、トイレ、テーブル、床を掃除しました。 ここで、前回修理した天井の張りものの一部が下がっているのに気付きました。木工ボンドで張り付けた根太がとれていました。 とりあえず、フォトフレームをはめて支えてやりました。中のワッペンは、クルー時代のユニホームについていたものです。普段これらが縫い付けられたものを着るのは抵抗があるので外してフレームに入れていました。でも師匠御恩は忘れていませんよ。丁寧に教えてもらった帆走技術は・・・ ほとんど忘れてしまいました・・・すみません。 少し前、用事があってアイルマリンに行ったとき、ハーバーマスターのKさんと話をしていたら、師匠は船を買い替えてえらい大変な改修をしているということを知った。相変わらずすごいエネルギーを持っている。私より6歳上だったと思う。 自分のことを振り返ると、いつも実年齢より老けた気分でいる気がする。 意志ある所からは、老いは逃げていくのかもしれない。 齢を忘れて、若々しく生きた方が得だな!!

エンジン真水洗浄

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水タンクのホースを3方バルブ(エンジン冷却水)につなぐことにしました。 14mmと25mmのホースをつなぐものが見つからず、14mmのタケノコ(1/2inch)と25mmの塩ビパイプを購入しました。そして、タケノコをホットガンで加熱して塩ビパイプにねじ込み、パイプに雌ネジを切りました。(逆では塩ビパイプが膨らむだけで、雌ネジができなかった。)水タンクなのでこんなものでいいかなと思っています。沈は無いでしょう。 エンジン(1GM)をかけてアイドリング1分間で、どれだけ真水を吸い込むか調べてみました。ヘルスメーターで測ると1kgでした。つまり、1Lですね。覚えやすい。 あまり大量には吸い込まないものですね。 こうなると、やっぱり水位計があった方がいいなー 水タンクに接続。簡単に終わるかと思いましたが、タケノコと塩ビパイプの間から、わずかに水が滲み出てきました。やっぱり甘くないなー 困ったときのエポキシ、これで止めることに。シーカーフレックスの歯磨き粉サイズ売ってください。いつもほとんど使わずに固まっています。 エポキシが硬化するまで、デッキ磨きと天井の張りものの残りをやっていました。 デッキの後は船内作業なので、タープを張ってなるべく温度が上がらないようにしました。タープは少しずつ小さくしてきており、今では元の1/2ほどになってしまいました。フックを5つ引っ掛けるだけなので、取付にかかる時間は20秒かかりません。この手軽さがいい。梅雨が明けたら常設のドジャーとビミニ、そしてこのタープを張って、ジブだけで走ろうかしら。 それでも船内31℃、湿度70%でした。今日の勤務は8:30~16:00でした。ふー 今日はビールが旨いぞー

一にフジツボ・二にスケール

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 ヨッティの天敵は、1位フジツボ、2位スケールでしょうか。 先日、ウォータポンプの修理をしていてそんな気がしました。 ここのシールは、走る回数が少ない方が痛みやすいのでは?固着した後、回せば一発でシールがギザギザにされ、回数が多ければ、固着する前に洗い流されるような・・・よく分かりませんけど。 話がまたフジツボに戻りますが、船に来たときは、出さなくても、エンジンをかけて油を循環させ、プロペラを回してフジツボに足場を与えないようにしています。やはり2つは似ていませんか? スケール問題は、シールだけでなく、インペラ・エンジンのパイプ部分、そして内部にも及びます。こわいですねー 固着させないためには、真水で洗浄が一番ですね。左右の釣り師さんたちは、毎回フラッシングされています。 そこで面倒ですが、やってみることに 海水フィルターの出口に3方バルブを入れて、海水と真水の切り替えをすることにしました。 水の供給源は、バウにある水タンクです。毎回バケツを持って桟橋に走るのが大変なので。 これでエンジンは、おぼれないと思うんですけどねー ダメと思われたらご指摘を! 手作り海水フィルター(既製品はすぐに壊れました。)の下に3方バルブを配置しました。 船底のすき間を探して、バウの水タンクから3方バルブまでホース(青)を繋ぐのに苦労しました。 しかし、水タンクのホースについていた止水栓の径が30mmと思っていたのですが、抜いてみると中は25mmでした。ガックリ という事で今日の作業はここまでになりました。 シンプル イズ ベスト いい言葉ですね。  もっと毎回の手間を省き、空間をあけてすっきりさせたいものです。最近は、持ち込んだものをおろしたり、小型化(TV・ラジオ)しています。それでもなかなか片付きません。 3方バルブ 約3,000円 ホース4m 約2,000円 L字タケノコ 約500円 先日のウォータポンプ部品代を支払いました。(事務員さんがいなかったため) シール  2枚800円 ベアリング2個820円 税込みで1782円でした。安い!

キャビン天井の修理

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キャビンの天井の張り物(ライトの向こう)が波打っています。Y26Cは全部こうなっているんでしょうね。 原因は張り物の裏にある木材(家でいうと天井根太or裏桟)が、破線状態になっていました。張り物は腰が無いから、年月とともに垂れ下がってきています。いい加減な仕事ですね。 修理方法 破線状態を実線状態にする。つまり根太が無い部分に木材を割り込ませ、雨漏りは無いと思うので木工ボンドを塗っておきます。 (近くのナフコに行き、優しそうな店員さんを見つけ、2mの板材を縦に5分割してもらいました。600円以内でした。感謝感謝) たれ下がっている張り物をねじ止めする。狭くてドライバーが入りにくい。そこでL型アダプター(AKL-585)を購入しました。またどこかで活躍してくれるでしょう。 少し見栄えが良くなりました。 それにしても、暑い。ひどい日は34℃、曇っていても28℃です。 堪りません。麦茶1.5Lが無くなります。 整いたい方どうぞ!!周りには冷たい海水もあります。

ウォーターポンプ修理

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丸ごと交換すると3万円ほど、しかしこれをやるとブログが面白くないし、年金暮らしにはきつい。シャフトを交換すると8千円ほど。(ただの棒なんですけどね。) 今回は、お安いベアリングとシールを交換します。(備忘録でもあるので、くどいです。すみません。) まず分解ですね。 1 軸を止めているEG側スナップリングを外す。(専用工具) 2 インペラ中心にあるシャフトを、割りばしを当ててハンマーでたたいて抜く。2つのシールは、マイナスドライバーをインペラ側から入れて押し出す。 3 ベアリング海水側の回転が悪い。しかも外れにくい。   2つのベアリングの間にマイナスドライバーを打ち込むと、EG側が外れる。   海水側は、抜けにくいので大きなプーラーで外す。(2つのベアリングの間に位置決めスナップリングがあります。) 4 海水の漏れは、シャフトに付着した塩類(えん類)がパッキンを削ったためではないか?(シャフト金属部分にも回転による小傷はあるが、ゴムパッキンは柔軟に密着してくれると思う。ウルカGGの勘です。) 勘??? はいはい それでは、海水を止めるシールをカットします。 バネで締め付けられるリップ部分に回転によると思われる 傷 を確認。でも斜めっている。海水側のベアリングが痛んでいたからだと思う。(このベアリングまで潤滑油が来ない?今回は油でベトベトにしておく。) 5 シャフトの塩類をK-1で溶かす。 6 シャフトの回転による擦れ傷は、鏡面仕上げ?にします。少し傷がありますが、磨いて滑らかにし、グリス漬けにしておけば、シールのリップを削らないでしょう。たぶん   ティッシュにコンパウンドを付けて、シャフトをドライバーに着けて回す。傷の位置の直径7.97mm 8.00mmに限りなく近いと私は思う。 触ってみる。NTNです。なんてなめらか~(失礼 日本のCMソングです。これを考えた社員は報奨金もらえたのかな?) 続いて組み立てに入ります。 7 シールにヤマハの耐水性グリスをぬる。特に海水側シールのリップのくぼみに充填して、海水の侵入を阻止する。ソケットを使って押し込む。 8 シャフトに位置決めスナップリングを付けて、ベアリングを ソケットと万力 で圧入してしまいました。YOUTUBEで見たこの方法は、どうかな?1つの回転が少し良くない。 ベアリング(黄色)の内径部分に正確に当てるなら...

船内作業は雨降りの日がいい?

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最近雨ばっかりで、家で作業していましたが、天気が良さそうなので船に行きました。がー 船内32℃です。しかし来てしまったので我慢我慢。 1ブロックの交換 中村船具の2連ブロックを買ったので、これをバングに取り付けました。スイベルはついていません。ブームが振れると少し回転しますが、最近取り入れ始めたソフトシャックルでつないでいるので、適当に ねじれて くれているようです。 ブームキッカーが曲がるほど引くことができました。 以前は、バングが引き込めなくて、ブームキッカーをいじったりしましたが、原因はブロックだったようです。 2キャビンの天井 天井の張り物が波打っています。外してみるとネジを打ち込む木材がとびとびにあるだけです。いい加減な仕事ですね。チーク板を張り詰めろとは言わないけれど、せめて木材を一本通して欲しかった。今日は材料調達で終了です。 3ウォーターポンプの点検 水が数滴落ちていたので外してお持ち帰りです。 次回は雨の日に船内作業をしますかね。